外構設計・営業というお仕事

私の現在の仕事は、外構設計デザイン・施工というものです。

外構？と聞いても自分で家を建てた経験の無い方には通じない事が多いです（笑）

外構というのは、建物の周りのものほぼ全てを含んでいて、例えば駐車場、カーポート屋根、アプローチ、門柱、フェンス、デッキなどなどかなり広い部分が含まれます。

私の仕事は主に個人のお客様の外構を設計／デザインし、ご提案、そして工事まで一気通貫で担当しています。

実に奥の深い仕事で非常にやりがいがあります。器用貧乏な私にはピッタリだったのです。もちろん初めから全ての工程を自分でこなせたわけではありません。始めの内は、デザイナーに作ってもらったプランの見積もりを作って提案する部分から入り、工事を担当し、対価を得るというプロセスの訓練からでした。

私の場合は提案営業というのは全くの未経験でしたが、やってみたらなんというか、少しずつコツをつかみ始めて、何とかなるようになってきたのです。もちろん上手くいかないこともありますが、それはビジネスなので仕方ありません。

しばらくすると、自分でデザイン・設計したものを提案するようになり、こちらも段々と規模を広げていき、今ではほとんどの設計業務を自身で行っています。

提案営業ではエンターテイメント性やコミュニケーションが大事で、設計・デザインの時は機能とお客さんの好みを予測してプランの随所にそれを反映させることがポイントで、とてもクリエイティブなパートです。

それから工事。私は植木屋の経験が多少ありますので、植栽作業などは自分で行いますが、それ以外のブロック積みやカーポート設置、土間コン打設、タイル張りなどはそれぞれのプロへ依頼することになります。これが一番難しいパートかもしれません。やはり自分自身が工事の経験をたくさん積んでいないと、職人へ適切な指示を出せませんし、足元見られてしまったりもします。職人は私の仕事には絶対に欠かせないパートナーなので、良好な関係を保つことが心の安定にもつながります。WEB業界でもデザイナーへ依頼するときなどは同じ感じだと思います。お客さん良し、パートナー良し、会社良し、自分良しの三方良しならず四方良し！これが私の求めている仕事のあり方です。

今日はここまで。