ブログの更新・・・それはなかなか根気がいるものです。知ってます。
だから、なんとか記事になりそうな出来事があったら、ブログのコンセプトと多少離れても書いちゃうことにします。これでいいのだ。
さて、先日カナダ出身のパパ友と喋っていたとき、何故かタコスの話になりました。タコスといてば、しょっぱめのひき肉ソースにレタスやチーズをかけて食べるものと認識していましたが、それはアメリカ南部のいわゆるTEXMEXというアメリカ料理であって、メキシコ料理のタコスではないということなのです。メキシコのタコスには必ずパクチー(コリアンダー)を入れるとのこと。その発言に結構驚いたわたしは、マジでパクチー入れるのか?他の具材はどんなんだ?となり、パパ友はここぞとばかりに、おすすめのタコソース、トルティーヤの情報を惜しげも無く伝授してくれました。これから数日間、頭の中はタコス一色であります。
こだわりたがる男料理。レシピのおはなしです。
その前に、実は我が家では緩いベジタリアン(時々肉も食べるし、魚は食べるからペスカタリアンという場合もあるそうな)を実践していて、妻は気候問題のために酪農系をやめる、わたしはテニスのジョコビッチが菜食なので彼のようにしなやかな肉体にあわよくばなれたらいいなという理由でベジを実行しています。サーフィンしてますが、体の調子は良いですよ。
ではレシピ。といっても仕込みが必要なものは肉類のマリネとタコソースくらいで、後は美味しいトルティーヤをゲットすることが一番肝要なんだそう。パパ友イチオシは東京都東村山市にあるバレンシアというメキシコ食品の製造・卸会社のもの。
バレンシアへ電話かFAXで直接オーダーもできるし、都内だとナショナル麻布にて取り扱いがあるとのことで、現場周りついでに早速ちぇけら。
で、ありました。
トルティーヤはcorn製とflour製とほうれん草ブレンドの3種類があった。即パパ友へ相談すると、まずはflour、そしてcornへゆけとの明確なアドバイスがあり、その2種類を購入しました。
お次はタコソース用のトマトピューレ。これもナショナル麻布でちぇきりました。
トマトピューレにも使われているトマトの種類が色々あって、本来は確かメキシコのトマトを使うんだが、パサータというイタリアトマトでもイケるレシピがあったため、今回はパサータにて代用。
タコソースはトマトピューレにクミンパウダー、ニンニクパウダー、オニオンパウダー、パプリカパウダー、カイエンペッパー、砂糖、塩、乾燥オレガノを混ぜながら10分火を通すという簡単なもの。うちにはニンニクパウダーとオニオンパウダーはなかったので、ダイスカットして炒めてからハーブとトマトピューレを入れました。そして20分くらいは火を通して煮詰めました。
タコソースのレシピ(英語です)
ペスカタリアンになる以前に購入していたグラスフェッドビーフの塊肉が1年近く冷凍庫で眠っているので、このタコスを期に食べようと。食べる予定の1日前に冷凍庫から冷蔵庫へ移動してゆっくり解凍します。また、ウチの娘たちはチキンの方が食べ慣れているので、チキンも買って、ビーフ&チキンの贅沢タコスを作ります。
それぞれのオレンジジュース、ニンニク、スパイス類、ビーフには刻みパクチーをジップロックに入れてモミモミし、チキンは3時間以上、ビーフは1ー8時間寝かせます。
チキンの仕込み
ビーフの仕込み(Carne Asada)
レシピにはマリネから取り出して焼く、みたいに書いてあったので、キッチンペーパーで軽く拭き取ってから鉄のパンでグリルしましたが、ちょっと焦げすぎてしまいました。砂糖が入ってるから焦げるよな〜と思ってたけど案の定。もしかしらさっと水洗い&水分取ってからグリルした方が賢明だったなと思います。そして焼き過ぎにも注意。肉を焼くときはやっぱり温度チェックしながらやらないとダメですね。久々に肉焼いたので忘れてしまっていました。
レタス、トマト、アーリーレッド(紫玉ねぎ)、カットライム、パクチー、アボカド、タコソース、シュレッドチーズ(子供が好きなので)、豆乳ヨーグルトハチミツ入り、とともにサーブいたしましたよ。
そして忘れてはいけないのがこのハバネロソース。これもカナディアンパパ友イチオシの一品。わたしはあまり辛いのは食べない方だが、スパイシーなフレイバーは大好き。緑色のハバネロソースなんて激辛に決まってるじゃんと思ったけど、いざ食べてみると、全然OKレベルな辛さ。そしてグリーンハバネロのスパイシーな香りと毛穴から一瞬汗が湧く感じで、最高にうまい!変な添加物も入っていません。餃子・シウマイ・パスタ・カレーなど味変に大いに活用できそうです。
美味しかったですよ。本当に。トルティーヤについて、flourの方は弾力があって具材を包み込みやすく、味も優しく老若男女食べられそうです。一方のcornは焼くときに水をスプレーしながら焼くなどちょっとコツがいり、flourに比べてクリスピーなので、具材を巻いたときに破けてしまうことがありました。味はcornなのでより本物感はあったかな。どちらもとっても美味しかった。
家族も喜んで楽しい夕食となりました。仕込みに半日かかったけど、たまには家族サービスしないとね。
ではまた〜
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